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06月10日-06月10日

端午の節句

   チベット豆知識  
  チベットの食事
 
 

チベットの朝はお茶で始まる。といっても、日本のお茶やイギリスの紅茶とはだいぶイメージが異なる。

お湯を沸かすのは同じだが、お湯の中には磚茶(たんちゃ。お茶の葉をブロック状に固めたもので、保存に適している)と、さらにヤクの乳から作ったバターを入れ、塩を加える。これをドンモと呼ばれるかくはん器の中でかき混ぜ、できたものは各人の器の椀によそって飲む。お茶というよりは、むしろスープといったほうがよいかもしれない。

こうしてまず1杯飲むと、2杯目にはツァンパを入れてよくこね合わせる。ツァンパというのは麦を炒って粉にしたもの(ときにはソラマメやエンドウが原料のものもある)で、これをお粥にして食べる。

しかし、ツァンパを食べず、朝食はお茶だけで簡単に済ますこともある。お茶といってもお茶そのものにもビタミンが含まれているうえ、バター入りなので栄養があり、しかもチベット人はこれを大量に飲む。

以上がシンプルな食事であるが、少しぜいたくにいくなら、塩ゆでした羊肉などをツァンパに入れる。夕食には、チベットギョーザともいうべき形状の「モモ」という肉団子が定番。ほかに、スープに入ったうどんのような「トゥクパ」もよく食べる。

 

ツァンパ

チベット族の主食。チンコー麦(裸麦)を炒って、挽いて粉にしたもの。いわゆる麦こがしです。これにバター茶をそそぎ、指で適当な固さに練りながら食べます。好みで砂糖やチーズを加える場合があります。旅行中に機会があれば挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

バター茶

乾燥したチベットには欠かせない飲み物。チベットの人々は1日何十杯も飲みます。野菜からビタミンを摂取することが難しい遊牧民にとって、バター茶は大切なビタミン源です。大きな筒に茶・塩・バターを入れ、棒を上下に動かしてかき混ぜ、鍋で煮ると出来上がり。このかき混ぜる作業が重労働。最初のうちは、独特の匂いと味で飲みにくいかもしれません。

 

ヤクの肉、羊の肉

塩茹でにして、ナイフで切り分けながら、ツァンパと一緒に食べるのがチベット式。

 

モモ

チベット風の蒸し餃子。水餃子もあります。

 

トゥクパ

チベット風のうどん。ヤクや羊の肉が入ってます。

 

チャン

チベット風の大麦ビール。どぶろくに似ています。

 

ギャコック

チベットの宮廷料理で、貴族たちが祝い事のときに食べたというチベット鍋です。鶏肉、ミートボール、チーズ、各種野菜などいろいろなものが入った寄せ鍋。ラサなどのレストランで食べることができます。

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